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疲労感の回復・援助

慢性疲労

現在のストレス社会においては慢性疲労の方が少なくなく多くの方は疲労が蓄積しやすい状況におかれております。
慢性疲労の原因は働きすぎ、睡眠不足、ストレスが多いなどに原因があると言われます。
中には原因が不明な慢性疲労があります。
多くの場合、当院でマイヤーズカクテル(ビタミン各種、ミネラルなど)の点滴を行うと疲れの象徴である肩こりなどがスーと解消します。
慢性疲労の原因は先ほど言いました様々なストレスが多いわけですが、それについて考えて見ましょう。
人間の体は食べる事によって維持されています。糖質、たんぱく質、脂質が主たるものです。
最近問題になっているのは糖質のとりすぎです。糖質は血糖値を上昇させ、インスリンの分泌を促します。そうしますと、インスリンは多くの場合適切に分泌されなく低血糖を招くのです。
すると生体は血糖値を上げようと副腎からノルアドレナリン、アドレナリン、コルチゾンなどが分泌されます。
一般に食事で糖質のとる割合は多く、エネルギーの50%以上は糖質に依存しているわけです。
ですから、血糖の上昇、低下、上昇を繰り返しています。それが副腎に多大な負担をかけ、副腎疲労を起こすわけです。
ストレスに対処するには副腎は無くてはならない存在なのです。副腎から分泌される様々なホルモンが人体のストレスから守ってくれるのです。疲労に立ち向かってくれる副腎を大切にするために糖質を少し減らす必要があるのです。
人間の体にはエネルギーが必要です。エネルギー源としての糖質は以上の問題点があります。
また、糖質の代謝においてビタミンB群を多量に必要とします。糖質を利用する時にビタミンB群を多量に必要とすると言いましたが、現在の糖質が多い食事にはビタミンB群が不十分なのです。
ビタミンB群は肉類、レバーなどにはたくさん含まれ吸収されやすいのです。ですから、糖質と同時にたんぱく質を取ることが糖質をエネルギーとして利用するためにも必要になります。
疲労を感じるのは脳です。脳においてもグリコーゲン(糖の貯蔵庫)があります。
このグリコーゲンが分解してグルコースができるのです。脳のエネルギーは多くの場合グルコースです。
しかしストレスが多い時には、グルコースが枯渇し脳のグリコーゲンが減少してしまうことがわかっています。
脳のグリコーゲンが減る事は脳のエネルギー不足になり疲労として感じることになります。
疲労はすなわちエネルギー不足なのです。
十分なたんぱく質をとることにより疲労の原因となるビタミンB軍の不足を解消できます。
また脳のエネルギー不足は糖質だけでなく脂質からできるケトン体によって十分にエネルギー不足を解消できます。
その意味では脂質も大事な食事として見直す必要があります。
最後に、副腎には人体では合成できないビタミンCの殆どが集まっています。
ストレスに対処するためにビタミンCは無くてはならない存在だからです。
ですから、十分なビタミンCを取ることも疲労の改善のために不可欠になります。
当院では高濃度のビタミンC点滴をしています。多くの疲れた患者様がビタミンC点滴で改善いたします。

費用(税別)

マイヤーズカクテル(ビタミン、ミネラル剤) 5,000円

※初回のみ医師の診療費(4,000円)が掛かります。

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